オレげ(家)もTVに出でっとや!
今年始まった連続テレビ小説「ひよっこ」のお陰で主人公の出生地である茨城県にテレ ビの取材陣が訪れると云う凄いことが起きました。
それも複数…です!(ポテ子は3ツの番組をみました。 )
タモリさんの番組に鶴瓶さんの番組、あとは電車で旅…みたいのでしたが…。それが身近な料理店や美容室がTVの画面から映し出されたのでホントに驚き目を見張りました!!
今年の5月初めころ畑仕事をしながらポテ子と母(80過ぎ)はその話で盛り上がって いました。
母
「おめえこの間のテレビ見たが?…鶴瓶さんの…」
ポテ子
「ああ、見たよ!ビックリした!!(笑)」
母
「な!鶴瓶さんが水戸に来てたっぺ…なあ?(笑)」
ポテ子
「うん、来てた!!それもすぐ近くね!!(笑)」
母
「テレビだがらよぉ、打ち合わせとがしどぐんだっぺなあ?お父さんもお母さんもよぉ…みんな出でだがんなぁ。テレビが来るって分がってたんだよなぁ?」
ポテ子
「そりゃそうでしょう(笑)」
母
「みんな知んねぇフリしてんだよなぁ?」
ポテ子
「テレビはみんなそうだよ(笑)」
母
「そんで驚いだフリしでんだよなぁ?…そうだっぺ?」
ポテ子
「そうだよ(笑)」
母
「ひよっこの俳優も来でだっけなぁ!あれ居べ?…あのオドコ!…おめえ、分がっか?」
ポテ子
「お父さん役の人でしょ?沢村さん!沢村一樹さんでしょ?(笑)」
母
「んだ!あれ…滑稽だよなぁ?いいオドコだがちょっと面シレェんだよなぁ…?」
ポテ子
「そうだったの?…全部は見れないんちゃったんだよなぁ…、見たかったなー!」
母
「あそごらへんの人ら…テレビに出で今頃大騒ぎだっぺぇ!!」
ポテ子
「そうだろうね…凄いよね!!(笑)」
いつの間にか父(80過ぎ)が傍に来ていて口を挟んできました。
父
「テレビが…、テレビならオレげ(家)も出でっとや!」と仰天発言を…。
ポテ子
「え~!!!うそだぁー!!いつ???(驚)」
父
「おぃ、ばあちゃんあれいつだ?(笑)」
母
「あ~ぁ…あれが…いつだっげが?…鶴瓶さんのだよなぁ…」
ポテ子
「え~!!!鶴瓶さんのぉ??…お母さんも知ってんの??」
父
「知ってべ(笑)なあ?」
母
「…ああ、知ってら(笑)」
ポテ子
「え~!!そんな凄いことどうして教えてくれなかったのぉ??それで誰がテレビに出たの??お父さん??」
父
「いんや」と云って首を振ります…。
ポテ子
「じゃあ誰??」
父
「ヘヘッ…ちょっくら待ってろ…(笑)」と云うなりどこかへ向かいました。
父
「おい、これ見でみろや(笑)」戻ってきた父は手にした物をポテ子の目の前に突き出しました。
ポテ子
「…(゜-゜)…」
父
「…これだ…」
ポテ子
「これ…って…、これはクワだよ。何云ってんの?」
父
「だがらこれが出だんだ!」
ポテ子
「えっ!クワだけがテレビに出れるわけないでしょ…何云ってんの??」
母
「あのな…じーちゃんな…このクワを修理すんのに福島まで持ってったんだよ」
ポテ子
「え~!!クワの修理を福島にまでー??そんな遠いとこまで何で持ってくの??」
母
「バガだよなぁ?…物好きなんだよ…前にテレビで見で有名なとごだがら行ってみたがったんだと…飽きれっぺよなぁ…?」
ポテ子
「それじゃ何か凄い修理を頼んだの?」
母
「それがよぉー、クワの長さを足して貰ったんだと…」
ポテ子
「どういうこと?」
母
「じーちゃんがオレのクワの長さを良かれど思って勝手に切っちまってよぉ、丁度いい長さで使いやすがったのによぉ…自分で勝手に短い方が使いやすいべと思って切っちまったんだよ。それでオレに怒られでよぉ…直しにそんなとおぐまで持っていったんだと…買い替えだほうが安がっぺよなぁ…。そごの旦那もおがしな客だと思ったんだっぺ…ヘンな顔しでたんだと…(苦笑)」
.ポテ子
「…柄(え)じゃなくて刃の長さを足して欲しいって云ったってことぉー?ええ~!…どうやんのよ…?…溶かしてくっ付けるのぉー?…それって…すっごい大変じゃない!!…誰が訊いても買った方が早いよねぇ!…そりゃぁヘンな客…って云うか…まるで嫌がらせみたいじゃない…(苦笑)…ヘンな顔にもなるよねぇ…ハァ~(ため息)…それで?…だからって何でこのクワがテレビに出ることになるの?」
母
「そしたらな、有名な鍛冶屋だったんだっぺよ…そごは…。だがらテレビに頼まれだんだっぺ…鶴瓶さんの番組の…な…。そんでテレビの人らがよぉ、店ん中まで入っでぎでずうっと映したんだと…分がっぺ?…ほら…あのよぉ…そう、んだ!あのカメラでな…」
父
「ヘヘッ…(笑)」
ポテ子
「え~!!…それでこのクワがテレビに出た!!って云ってるわけ~??…そんなのおかしいよー!…たまたまお店の中映したとき一緒に映っただけじゃない!」
父
「…ちがぁよ…」
母
「あのな…店の旦那がな、このクワを鶴瓶さんに見せて…『これはわざわざ水戸から持って来て頼まれた物です』って紹介しだんだと…」
父
「ヘヘッ…(笑)」
ポテ子
「え~!!…旦那さんもヘンな顔してたのにこのクワを持ち出したのぉ?(笑)」
母
「んだ…(笑)。そんでな…鶴瓶さんも『えー、わざわざ水戸から持って来られたんですか?』って云ってよー、このクワ見ながらビックリしでだんだと…(笑)
父
「ヘッヘ…(笑)」
ポテ子
「ええ~っ!!…それじゃーこのクワ…ちゃんと紹介されて自分だけにカメラを向けられて、ひとりでちゃんと映ったってことじゃない!!それで鶴瓶さんにも会ってきたんでしょう?スゴイじゃない!…スッゴーイ!!…ねー(笑)」
父
「んだ(笑)」
母
「ハッハ…笑っちまぁべなー(笑)」
わが家でTVデビューした存在がいたなんて…ホントに驚かされたビックニュースでした(笑)。
可笑しいですね…(^ω^)
ご購読戴きましてありがとうございました。<(_ _)>
ではまた次回お会いいたしましょ(^-^)