やっぱりご飯がすき・茨城のポテ子福福・田舎生活ダイアリー

農業を継ぐことになった50代主婦ポテ子の日常

柑橘類の香り

 

 

昨日の朝早く涼しい時間にポテ子は庭の草とりをしていました。

落花生まきの仕事に追われている間に庭に草がはびこってしまったので、ここ数日は朝の6時から草取りをしています。毎日2時間だけ草をとってもバカになりません。小さな草を鎌で掻き切っていると、ふと甘い柑橘類の香りがしました。

(あっ…八朔だ…)甘酸っぱい八朔がまるで目の前にあるような…みずみずしい香り…です。ポテ子は顔をあげて確かめようとしました。

あたりを見ながら何度か匂いをかごうと鼻をクンクンしましたがもう何も香りません。

麦わら帽子のつばを掴んで今しゃがんでいた頭上を眺めてみました。

ポテ子が草を取っていたのは丁度八朔の木の真下でした。

(えっ…今確かに八朔の香りがすごいしたのに…??)

八朔の枝を掴んで葉っぱに鼻を擦り付けて嗅いでみましたが、青い木の匂いがするだけでした。木を見ても花が咲いている訳でもないし…。地植えにして3年目のまだ実をつけたことがない若木です。

(…??さっきの香りはなんだったのかな…)と不思議に思いました。確かにさっき八朔の香りを強烈に感じたのです…。お陰で昨日一日はそのことが胸に引っかかっていました…。

何気ないときにも何度か(あの香りは何だったのだろう??)と考え、考えた挙句

 

八朔の木から八朔の香りがしても不思議じゃないのかも…とポテ子は考え始めました。

野菜の苗は小さくてもやっぱりそれ特有の臭いを持っています。

例えばトマトの苗は小さな苗でもトマトの臭いがうっすらとします…。

きっとそれと同じことなんだ…なんだ…そういうことか…不思議なことじゃないんだな…。と一人納得して眠りにつきました。

 

そして今朝目覚めると(6時)すぐさま庭に出て(八朔の木の臭いをもう一度嗅いでみよう💛)と思い立ちました。ポテ子は八朔の木へとズンズン歩いて行きました。

八朔の木の少し手前に柚子の木があります。

そこでふと…もの凄い柚子の香りがします!ほんのりとほろ苦いと云うか何と云うか…まさに…柚子なのです!!柚子の木はやや大きめの木です。毎年秋には沢山の実をつけてくれます。しかし今は5月です。実のかわりに満開の花がついています。

少し離れているのにあたり一杯にまでこんなに柚子の香りがする…。

ポテ子は驚きました…。花でも柚子の香りがするんだ…。知らなかった…。じゃー昨日の八朔の香りってこの柚子の香りだったんだな…。これだけの香りなら風で流れていっても不思議じゃないし…それを私は八朔の香りと勘違いしたのだな…と納得しました。

 

ところが…柚子の木に近づいて花の臭いをかいでみると、ほんのりと花特有の甘い匂いがするだけでした。

…??…あれっ…??…そうだ…花の匂いとは…この匂いだ…花から柚子の匂いはしないものだ…じゃー柚子の香りはどこからしたのだろう…?

 

不思議です…さっきまで…確かに、あたりいっぱいに柚子の香りが漂っていた筈なのに…もう…しないのです…。

 

昨日の八朔の香りといい今日の柚子の香りといい…どういうこと??(;^ω^)

フムフム…モフモフ…

生きていると色々あるということなのでしょうか…?。

 

今日は田植え作業を家族でしていたのですが、お昼ご飯を済ますとポテ子は急いで庭の柚子の木まで走って行きました。そして柚子の花や葉っぱの匂いををまた嗅いでみました。

 

花の甘い良い香りがするだけでした。

 

フーム…(/ω\)…レレレのレ~

世の中には色々あるということ…?…のようです…。

 

それともよくあることなのかなぁ…??

ポテ子が初めて気がついただけで案外あることなのかもしれません…。

 

 

 

 

読んで下さってありがとうございました<(_ _)>

宇宙に存在するすべてのものに感謝いたします。

また次回お会い致しましょう(^^)