やっぱりご飯がすき・茨城のポテ子福福・田舎生活ダイアリー

農業を継ぐことになった50代主婦ポテ子の日常

大好きな人達と意識の進化を歩んでゆく!

 

 

人を好きになるときって皆さんはどういうふうですか?

 

いつもそばにいる人をいつの間にか…とか、

あるときその人の素敵な一面を発見してから急に気になりだした…とか…

色々あると思います。

 

ポテ子の場合はたいがい一瞬で好きになってしまいます。

一瞬でハートを射抜かれてしまったような感じです(笑)。

 

一瞬で好きになる、と云うことはその人の顔や容姿に一瞬で虜にさせられる魅力が十分に詰まっているということだと思います。

万人共通ではなくてあくまでも個人にとって…。

 

一瞬で何が分かるのでしょうか…?

もしかしたら魂だけが知っている前世の記憶とか…?

一瞬で好きになる人の場合前世でも出会って仲良く交流していた可能性が考えられると思います。だから前世の記憶が瞬時に〔この顔は好き!〕とキャッチしてしまうのかもしれません。

逆に会った瞬間に(顔がキライ…)という人もいます…(笑)。

その方は何もイヤなことをしていないのに…どうにも好きになれない…。

前世に拘わらず今世であっても人生の中で物凄くイヤなことをされた場合その人ともう二度と会いたくないと思ったりします。

そして町中で偶然そっくりな顔の人に出くわしただけでイヤな気分になったりすることがあります。通りすがりの初めてであった人に不快な感情を抱く自分に(何故だろう…?)と疑問を抱く理由の一因にはそういったものもあるのかもしれませんね。

 

わたし達の顕在意識はほんのわずかですが、本人すらも自覚していない潜在意識が大部分を占めています。

潜在意識の中には例えば…

19〇〇年、◎月、背格好これこれの…見た目背が高く気弱で優し気な顏の男に騙された…、よって一見気弱で人の良さそうな顔に見えても侮るべからず!とか…あなたを騙した男の顔はこの顔です!…みたいに(笑)膨大なデータが蓄積しているのかもしれません。

潜在意識を信頼するならば一瞬で心を奪われる人に出会うことも、どうしても好きになれない顔の人がいることも納得できる気がします。

 

 

ポテ子はこれまで沢山の人を好きになってきました。

物心ついて一番最初に人を好きになったのは幼稚園のときでした。

近くに住むシンゴ君と云うおとなしい男の子でした。

大好きなゆえシンゴ君をいつも無理やりブランコに座らせ背中を押してあげていました。いつまでも押し続けるのでシンゴ君は困っていたかもしれません…。一方通行の思いでした。

次は小学校二年生位。

やっぱり家の近い男の子でした。彼は活発で元気がよくみんなを笑わせるのが得意でした。誰かから聞いて両思いであることを知りポテ子は飛び上がって喜んだのを覚えています。

その次からは女の子を好きになりました。小学校四年生のときも六年生のときも、中学生のときも…。

何故かな…??

先天的なものが目覚めたのか…後天的な原因があって対象が歪んだのか…はポテ子にも分かりません。

 

父は怒るとポテ子に手をあげることがときどきありました。

ポテ子は素直に「はい、ごめんなさい」と云わずに理屈を並べたてる子どもでした。

父がカッとして手をあげた気持ちも今では想像ができます。

口がむそくてぶたれても逆らってくる可愛げのない子どもだったのです(笑)。

父のことを大人のいい年になるまではとても憎んでいました。

父を憎み暴力を憎み、暴力を振るう男達そのものを憎んでいました。

ポテ子の育った田舎では父に限らずよその家の父親も自分の尊厳が損なわれると感情にまかせ手をあげる傾向があったように思います。

友達の家に遊びに行っているとき何かの拍子でそこの父親が怒って自分の子どもに手をあげる姿を目にしたことがありました。また別の家でも怒った父親が子どもを足蹴にするなどを見たことがありました。

田舎ではまだ町中よりも家長制度の名残り(男尊女卑)が強く残っていたように思います。

家の中では男が一番だ!女子どもはつべこべ云わずに従えばいいんだ、逆らってきたら叩いて教えろ、みたいな考えが…。

時代と共に人々の意識も変化して現在では男女共同参画社会を目指しましょう!とまでなってきているのですからホントに驚かされます…。

 

 

人間の意識や価値観とは…その状況、環境で変化するものだということですね…。

 

仇討ちが許されていた時代もありますし、生活を支えるために親が娘を売っていた時代もあります。他にも大奥だの姥捨て山だの…当時の人達はそのときの大衆意識でこれは良いこと悪いこと必要なことなどと取り決めていたのでしょうけれども、今の私達からは到底理解できないことも多々あります…。

 

 

と云うことは…

今の社会では当たり前のことでも未来の人から見れば「えー、こんなことしてたの~?有り得なーい!(笑)」と云うことも起こり得る、と云うことなんじゃないでしょうか…?

 

 

人の意識とは大衆意識に大きく左右されるもの…とポテ子は思っています…。

例えば…新しい法律ができたとします。

【相手が誰でも結婚を申し込まれた人は断ってはならない!】と云う無茶苦茶な法律ができたとします。

 

最初聞いたときは鼻で笑ってしまうことでしょう…。けれども周りの誰もがそれを受け入れていったら…当然のこととして…。親も友人も隣近所の人もアイドルも政治家も自分の知っている人達がみんなこの法律を当然のこととして受け入れていったら…

「好きな人がいたのだけど●●に先に結婚を申し込まれてしまったから…仕方がないの…」「そりゃーそうよ、結婚を申し込まれたらそっちの方が絶対だもの」

「あの娘は結婚を申し込まれたのに拒んで受け入れなかったんだよ、だからもうこの町には居られないね…」

なんてことになったら…その意識(考え方)は段々には若い世代にまで当然のように定着していくのではないでしょうか?…。(うまく説明できませんが伝わっていると嬉しいポテ子です)

 

何が云いたいのかというと…

 

大衆の意識は小さい物を飲み込んで【当たり前】にしてしまう力がある…ということです。

 

 

戦時中は軍隊によって人々に「お国のため」と云う意識が植え付けられたのではないかと思います…

 

沢山の人が集まって有無を云わさず一方的に教え込まれる教育機関では最初はその教えに反発していてもみんなも受け入れているのだから仕方がないのだ…と次第に同意してしまうのではないでしょうか…。

 

また戦後の映画やテレビは大衆娯楽として最大の楽しみであったと思うので当然なこととして大衆意識下に大きな影響を与えただろうと思います。

 人々は映画の中で繰り広げられるお洒落な生活に憧れ、粋でカッコイイ役者たちを胸をときめかせて見つめたことでしょう…。役者の髪形から化粧の仕方ファッションをまね、立ち居振る舞い、身のこなし、ことば遣いをまね…そしてストーリーの中の役者の意識に感情移入し思いを馳せる…。

 

ポテ子も戦後まもなく作られた映画の作品をいくつか見たことがあります。

その中で記憶に残ったシーンがありました。

どこかの旦那が自分の女房なのか分かりませんが…女の人に懲らしめのように手をあげるシーンがあったのでした…。

まだ着物を着ている頃の映画でした…。夫婦?の喧嘩がいよいよ修羅場になると旦那は女房の頬に張り手をくらわした挙句、馬乗りになって続けざまに頬を打つ‥そんな場面であったように記憶しています…。

 

映画の内容はほとんど覚えていませんがポテ子は あっ…このシーン…田舎の親父たちが怒ったときの振る舞いと似ている…と思いました。身のこなし方が似ているというかやり方が似ているというか…。それから別の昔の映画を見ていて【男達が怒って女子どもに対して罵声を浴びせる】場面がありました。それはポテ子の父親が激怒したときに口にするものと同じでした。

フーム…

映画が似ていたのではなくて親父たちの方が真似ていた…っぽくないかしらん…?とポテ子は思いました。

本人たちは真似ている意識がなくてもテレビを見て映像の記憶が潜在意識下に入れば、顕在意識で忘れてしまっても同じようなシチュエーションのときに同じように行動してしまう…と云うことはあり得るのじゃないか…?と思います…。

 

様々なメディアや教育機関が与える情報は、潜在意識下に浸透してしまうのでいつの間にか大きな影響を与えている…と云えると思います。

戦後の日本では今のようにインターネットもありませんから、人々の情報は勝手に与えられるものを受け取るという一方通行であったと思います。意識について熟知している者達からすれば大衆の真理を誘導操作することは比較的易しかったのかも分かりません…。

戦後、高度経済成長の波に乗ってあらゆる電化製品、全ての物が発達してきました…。

電化製品(通信機器、IT)、情報機関、教育機関,音楽など…それらによって…

 

もしかしたら…知らずして…

ポテ子もポテ子の父親も家族も近所の親父さんたちも、友達もその友達も…誰もかれも…全ての人たちが…

心理操作をされていたのかもしれません…。

 

わたし達は意識について無知であったのですから…身を守る術を知らなかったのです…。

仕方がなかったのです…。

 

けれども時代は変わりました。 

 

今はどんな情報でも求めれば簡単に得ることができます…。

わたし達はどんな情報を取り入れどんな情報をシャットアウトするか個々が選択する時代になったのだと思います。

まさに意識の進化なのかもしれませんね…。

 

ありがたいことです…。

 

ポテ子はいい歳になってから憎んでいた父親を許せるようになれました…。

理由は長くなるのでまた別の機会に書きたいと思います。

男嫌いだったのに結婚もして子どもも生みました。

男の子が生まれたときは驚きました…。

神様が【男性を嫌うのじゃありません】と云ってわざと授けて下さったのじゃないか…

 

 と思えたからです…(笑)

今では好きになる対象の性別はどちらもあり…なポテ子です。

幾つになっても人を好きになる気持ちは止められません(笑)。

大好きな人達…友人達です。

一人一人がそれぞれ素敵でカッコ良くて…見習うところが沢山ある友人達…。

みんな大好きな人達です…。

ポテ子はある友人の…瞳を見ると…

いつも毎回決まって【吸い込まれそうだ…】と感じてしまいます…(笑)

何故なのか…分かりません…(笑)

ただ倖せだな…と思います…。

 

素敵な人達が友人として傍にいてくれることに心から感謝したいと思います…。

ありがとうございます…。

 

 

つたない文章を長々と呼んで下さいましてありがとうございます<(_ _)>

 

今日も生かさして戴きましてありがとうございます…。

宇宙に存在するすべてのものに感謝致します…。

 

また次回お会いいたしましょう(^^)/